妊娠について知ろう

妊娠について知ろうパートナーとの愛の結晶が妊娠です。

あなたの、子供が出来ちゃったの・・・

なんて、パートナーから告白され、ドキッ!となった方もいるかもしれませんが、家族が増えることは喜ばしい事です。

ところが、意外と妊娠について男性は無知なのです。

どういうプロセスで、妊娠するのか?

つわりって、何なのか?

そんな男性の疑問にこちらでお答えしたいと思います~!

女性にしか体験できない妊娠の事を知っておくのも、モテル男の第一歩だと思いますよ~

妊娠のプロセス

「どうして、赤ちゃんってできるの?」

「それはね・・・雄しべと雌しべがね・・・・・」

な~んて説明はいまどきしていないと思いますが、具体的な妊娠のプロセスについてわかっている男性は少ないと思います。

セックスにより、男性の陰茎から女性の膣内に精子が放出されます。

ここで重要なことは、精子は子宮内に直接放出されるのではなく、子宮の手前、膣内で放出されるのです。

つまり、膣内に精子を放出できる長さの陰茎があれば、妊娠は可能という事で、「男性のあれは長くなければいけない!」ということは、全くないのです。

一度の射精で放出される精子の量は1億から数億匹と言われています。

放出された精子は、しっぽの鞭毛活動により、卵子にめがけて膣内から子宮に移動していきます。

しかし、女性の膣内は酸性ですので、酸に弱い精子の半数以上は膣内で死んでしまったり、白血球にに食べられてしまいます。

運よく、膣内で生き残った精子は、子宮に入っていくのですが、ここでも関門があります。

子宮の入り口には子宮頸管という部分があり、排卵の時期でなければ閉じていて、簡単に通ることはできません。

つまり、排卵日前後でなければ精子は子宮内に入れないのです。

子宮頸管を抜けた精子は子宮を通り、卵管に向かいます。卵管の一番膨らんだ部分、卵管膨大部には卵子が待っていて、そこで精子と卵子が出会い、受精となります。

射精から、精子がこの卵管膨大部にたどり着くまで5~70分、場合によっては数十時間かかることもあります。

また、射精によって放出された数億の精子の内、卵管にたどり着くのは約6,000匹、卵子に出会えるのは100匹、そして受精できるのは1匹と大変過酷な競争になります。

一方、卵子はどのようなプロセスで受精に向かうのでしょうか?

卵子は月一回のタイミングで卵巣から排卵されます。

女性の体内には卵巣が2個ありますが、一度に2個排卵されるのではなく、どちらか片方から1個だけ排卵されます。

排卵された卵子は卵管の端にある卵管采から卵管に取り込まれ、細胞分裂を繰り返しながら卵管内を移動し卵管膨大部にはこばれ、精子と出会います。

さて、卵管膨大部で卵子と出会った精子ですが、さらに過酷な旅が続きます。

卵子と出会うと精子の頭頂部についていたカバーのようなものがはずれ、精子の内部が露出します。

そして、卵子の周りにある卵丘細胞をかき分けて、卵子表面の透明帯を突き破り卵子内に入り、卵子と精子の細胞核が融合して受精となります。

透明帯は、最初の精子が通り抜けると、性質を変え、その後の精子を通さないようになります。

見事、受精した受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら卵管内を移動し、3~4日かかって子宮に到達します。

子宮に到達した受精卵は、表面を覆っていた透明帯を外し、子宮内膜を溶かして内部に入っていきます。

このように、子宮内膜に着床した状態が、妊娠となるわけです。

こうやって、いくつものプロセスを経て、やっと妊娠となるわけです。

精子の数と卵子の数

一度の射精で放出される精子の数は1億から数億と書きました。

これだけの数の精子を男性は、製造しています。

精子が作られるのは陰嚢に包まれた精巣(睾丸)です。

生産量は年齢とともに減少していきますが、男性はいくつになっても精子を作る能力があります。

つまり、死ぬまで子供を作る能力があるという事です。(性欲とか、精力は別としてですが・・・)

一方女性ですが、一度の排卵で出てくる卵子は通常1個のみです。

また、一生の間に使う分の卵子を女性は卵巣の中に蓄えています。

つまり、男性のように死ぬまで作り続けているのではなく、生まれた時に持っている卵子しか使えないという事です。

一般的に、生まれた時には200万個の卵子が卵巣に蓄えられているのですが、その後少しずつ減少し、初潮があるころには20~30万個になります。

また、1回の生理で卵子が1個排卵されます。

一生のうち生理がある期間を40年とすると、40年×12で約500個の卵子しか排卵されません。

それ以外の卵子は消滅してしまいます。

死ぬまで精子を作り続ける男性とは違い、女性は閉経になると卵子が排卵されないので、それ以降は子供が作れなくなってしまいます。

妊娠、出産には大変な体力が必要ですから、高齢になると妊娠できなくなるのは、自然の摂理かもしれませんね。

つわりと妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)

妊娠につきものなのが「つわり」。

妊婦さんの50~90%の方が、つわりに苦しめられます。

つわりの症状は、乗り物酔いや二日酔いのような、ムカムカ感、気持ち悪いといった感覚があり、食べたものを嘔吐してしまいます。

このつわりの症状も個人差があり、軽い人は、ちょっとムカムカするだけですが、ひどい人になると、胃液まで吐いてしまい、脱水症状や衰弱で入院する人もいるそうです。

つわりの原因は、まだよくわかっていないそうで、体内に異物である胎児が入ることによる拒否反応ではないかと言われています。

つわりは、通常妊娠初期におこる症状で、早い人で妊娠後2~3週間から始まり、胎盤ができる12~20週目以降は嘘のように治ってしまうそうです。

そのため、「つわりなんか病気ではない」と、軽くとらえる男性も多いのですが、女性にしかわからない、辛い事ですので、モテル男はつわりで苦しんでいる女性をやさしく助けてあげましょう。

つわりの対策としては、以下のようなことが良いそうです。

  • 散歩やショッピングなど、気分転換や軽い運動
  • 食嗜好の変化のために、食べられるものを探す
  • 仕事や家事など無理をしない
  • こまめな水分補給
  • 飴やガムを食べたりかんだりする

つわりは妊娠初期に起こる症状ですが、妊娠後期に起こる症状として、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)があります。

妊娠中毒症とは、四肢や体のむくみ、高血圧、尿タンパクで、妊娠8か月目以降の妊娠後期に見られる症状でおよそ7~10%程度の方が発病するそうです。

発病する時期は個人差がありますが、早く発病するほど悪化する傾向があり、ひどい人になると、母体の肝臓や腎臓に障害が出ることもあるそうです。

妊娠中毒症の症状として、むくみ、高血圧、尿タンパクと書きましたが、むくみに関しては他の要因でも起こるので、中毒症に結び付けるのは間違いという説から、現在では高血圧、尿タンパクを症状として規定されているそうです。

また、呼び名も妊娠中毒症から妊娠高血圧症候群と変わっているそうです。

この妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の原因ですが、妊娠初期の胎盤が作られる時期に母体が順応できなかったことが、妊娠後期になって症状として現れたと推測されています。

昔から、「妊娠は病気ではないから」といって、妊娠を軽く考えている男性も少なからずいます。

しかし、妊娠・出産は女性だけの仕事ではありません。

変わってあげることはできませんが、大変な思いをしているパートナーや妊婦さんたちをやさしくアシストするのも、モテル男の大切な要素だと思います。


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