感じさせて濡れさせることが大事

男性は性的興奮を覚えると、陰茎周辺の血管が拡張し、大量の血液が陰茎海綿体に流入し、陰茎が太く固く変化、つまり勃起状態になり、セックスが可能となります。

一方女性は、性器が充血しふくらみ、膣内が愛液(膣液・分泌液)により濡れてきます。

性器が膨らみ、膣内が濡れてきて初めて男性を受け入れる、セックスが可能となるのです。

つまり、気持ちいいセックスをするためには、男性が勃起をするのと同じように、女性が濡れてくることが必要なのです。

男性の勘違い?

濡れる話をする前に、膣に対する男性の認識の間違いについてお話しておこうと思います。

通常時の膣って、どんな状態になっていると思いますか?

普通の男性は、膣というのは内部にひだがある筒状になっていると思っていますが、これは大きな間違い。

通常時の膣というのは、イメージでいうと空気の抜けたゴム風船の口のようになっています。

つまり、ぺちゃんこに潰れていて、しかも内部はちょっとしか湿っていない状態です。

空気の抜けたゴム風船の口に、無理やり棒を突っ込んだらどうなりますか?

うまく棒は入っていかないし、場合によってはゴムが破れてしまいますね。

通常時は潰れた状態になっている膣も、興奮してくれば空気の入った風船のように膨らみ、内部も愛液でしっかりと湿ってきます。

こうなって、初めて男性の物を受け入れられるようになるんですね。

このことを、理解せずとにかく突っ込みたがる男性がまだまだ多いのです。

そのことにより、セックスは痛く辛いものと感じ、セックスが嫌いになっていく女性もいるんですよ。

なぜ、濡れてくるの?

女性の膣が濡れるのは、人間の性反応の初期段階である「興奮期」に起こる生理現象の一つなんです。

ホルモンの力により性欲を感じると、脳の副交感神経が活性化されます。

副交感神経は、体を休憩させたり、回復させる神経で、副交感神経が活性化されることにより、体はリラックス状態になります。

男性もそうですが、リラックス状態下で性的刺激(心理的刺激・物理的刺激)を受けると性的興奮期となります。

緊張している状態では、いくら性的刺激があっても、興奮状態にはならないのですよ。

興奮状態になると、性器周辺の血流が活発になり、性器が充血・膨張します。

これは、陰茎海綿体に血液が流入し、陰茎が勃起するプロセスに似ていますね。

女性の性器が充血すると、子宮が立ち上がり、膣内部も膨らみ愛液(膣液)が膣壁から染み出してくるのです。

この愛液は、男性の陰茎が膣内に侵入するときの潤滑剤の役目をしています。

他にも膣内を酸性に保ち雑菌を死滅させるなどという役目もありますが・・・

愛液によって膣内が濡れることにより、セックスが可能となるわけなんです。

濡れやすい、濡れにくいってあるの?

濡れやすい、濡れにくいということは、個人個人によりかなり差があります。

愛液も体から分泌される分泌液の一種ですから、「汗をかきやすい、かきにくい」といった事と同じように「濡れやすい人」「濡れにくい人」もいるのです。

女性が濡れるのに最も大切なのは、「メンタル」です。

興奮状態になるには、副交感神経が活性化してリラックスしないといけないと説明しましたよね。

ガチガチに緊張した状態ではいくら性的刺激を与えても興奮状態には入りません。

まずは、リラックスして、男性を受け入れる心にならないと、女性は濡れてはこないのです。

そして体調によっても変わってきます。

体調不良、疲れ、ストレス、冷えなどにより、なかなか濡れてこないという事もあるのです。

これは、ストレスにより勃起不良になる男性と同じかもしれませんね。

また、女性ホルモンの影響も見逃せません。

出産直後や生理不順などホルモンの分泌が乱れているときは、なかなか濡れてこないという事もあります。

心と体、が万全でないと、なかなか濡れない、あるいは濡れても愛液の量が少ないという事がよくあるのです。

濡れさせるために男がしなくてはいけない事

濡れる、濡れないは女性の体の変化ですが、女性を充分に濡れさせることは、男性の協力も必要ですね。

何度も言いますが、女性が濡れるために興奮期に入るには、まずリラックスさせることが重要です。

部屋を暗くしたり、軽い音楽を掛けたり、場合によってはアロマを炊いてもいいでしょう。

そのような環境作りから初めて、最初は唇へのキス、そして全身や性感帯へのキスやタッチングで徐々に興奮状態に持っていき、性器へのタッチやキスで十分に濡らしてあげましょう。

なかなか、じれったくて面倒ですが、しっかりと濡れてからでないと、痛いだけのセックスになります。

はやる心を抑えて、気持ちのいいセックスを楽しみましょう。


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